制作の流れ
ウォルナッツ・クレイワークスタジオは、粘土の立体造形だけでなく、企画提案、デザイン、造形、撮影、アニメーション撮影、データ編集、DTPデザインなど立体造形に関わる多くの作業を請け負っております。ここでは一例として、お問い合わせから企画提案、デザイン案提出、立体造形の制作、撮影、データ納品までの流れをご説明させていただきます。
①ヒアリング
弊社ホームページのお問い合わせフォーム、またはお電話にてご依頼を承ります。ご依頼いただく際に、案件についての情報をお聞かせください。あらためて弊社からお打ち合わせのご連絡をさせていただきます。ヒアリングの内容については、ご依頼内容に基づき企画内容の確認、ターゲットの確認、担当させていただく作業についてなどをお伺いさせていただきます。お見積もりは無料ですので、お気軽にご連絡いただければ幸いです。
②ご提案とお見積もり
お打ち合わせでお伺いした情報をもとに、作業内容によって分けたお見積もりを数点ご提案をさせていただきます。企画の立案から担当させていただく場合は、お見積もりとともに企画内容や、おおまかに制作したラフデザインや絵コンテをご提案をさせていただきます。プレゼン用の資料提供や、過去に弊社で制作したデザインサンプルのご提供も対応させていただきます。
③デザインラフ、構成のご提案
お見積もりをご了承いただいたのち、立体造形や完成イメージを想起できるラフデザインを制作します。制作後は、メールでラフデザインをお送りします。デザインをご確認いただき、訂正や修正をお願いしております。ラフデザインでの修正が完了したのち、デザインを元に立体造形制作を行います。アニメーション制作の場合は、完成イメージのデザインスケッチとともに、絵コンテ、絵コンテアニメーションを制作し、ご提案させていただきます。
④立体造形
立体イラストレーション、クレイアニメーションともにラフデザインや絵コンテを元に立体造形を行います。キャラクターは基本的に粘土を使用した造形になりますが、シチュエーションやキャラクターの特徴に合わせて、羊毛フエルトなど異なった素材を含めて制作をしていきます。舞台となるミニチュアセットも一つ一つ手づくりで制作していきます。ご要望に応じて、展示物での使用をしたり、お仕事完了後に立体造形をお譲りすることも可能です。
⑤撮影・アニメーション
立体造形した人形や背景をセッティングして撮影に入ります。立体イラストレーション・クレイアニメーション撮影は弊社撮影スタジオ(ストロボ照明・LED常光照明)で行っております。立体造形の撮影を別の場所で指定していただくことや、立体造形を納品して、貴社のカメラマンで撮影されることにも対応しております。撮影が完了したのち、編集作業に入ります。
⑥編集作業
撮影した画像や映像を元に、編集作業を行います。画像の色修正、ゴミ取り、合成などの編集を行います。DTPをご依頼いただいた際は、レイアウト作業を行ったのち、画像イメージを配置した完全データの形で制作していきます。アニメーション映像はトリミング、クロマキー合成などを行い必要な映像データをお渡しします。映像編集をご依頼いただいた際は、絵コンテを元に映像の編集や音響、演出など完全データの形で映像制作をしていきます。
⑦データ納品
編集したデータをメールでお送りします。ご確認いただいたのち、訂正箇所がある場合は、修正作業を行っていきます。弊社では基本的に画像イメージをポイントごとに撮影しております。そのため、キャラクターの位置移動などもデータ制作後に対応することができます。データのご確認ご了承をいただいたのち、完全データとして納品させていただきます。制作物を展示会場へ納品することや会場でのセッティングもご対応させていただきます。