【クレイアート/粘土立体イラスト】
大日本図書 小学1年生 さんすう 教科書ビジュアル制作
クレイアート × 粘土アート × 教材イラスト × 教育 × キャラクターデザインの算数教材
全国の小学校で使用されている『小学1年生 さんすう』(大日本図書)の紙面ビジュアルとして制作されたクレイアート作品。ウォルナッツ・クレイワークスタジオが、キャラクターデザイン、ビジュアルデザイン(イメージラフ・レイアウト設計)、立体造形、照明、撮影、編集までを一貫して担当しました。樹脂粘土と軽量粘土による立体イラスト表現で、「楽しく数を学ぶ」をテーマに構成された教育ビジュアルです。
〈テーマと構成〉
テーマは「たのしいがっこう」。入学を迎えた子どもたちが、音楽や図工、運動などを通じて“数をかぞえる・見つける”楽しさを感じるようにデザインされています。登場キャラクターは、くま、犬、羊、狐、かば、パンダ、象などを小学生に擬人化。学校生活のさまざまな場面を舞台に、足し算・引き算・数える・比べるといった算数の基礎概念を、親しみやすく表現しています。
見開き構成はページごとに異なり、
・入学式のページ:上級生が演奏するタンバリン、ラッパ、太鼓などの楽器の数を数える。
・音楽室・図工室のページ:キリン先生と一緒に、カスタネットや筆の数を見つける。
・花壇のページ:チューリップやばら、鳥の巣箱など、身近な自然の中の“かず”を探す。
・下校・通学路のページ:パン屋や果物屋、車など、生活の中にある数を数える。
・運動会のページ:徒競走の順位や旗の位置など、数と順序の関係を学ぶ。
子どもたちが「数えること=発見すること」として楽しめるように、構成と造形の両面から工夫されたビジュアル教材です。
〈造形・素材の特徴〉
キャラクターと背景セットは、樹脂粘土と軽量粘土をメイン素材として使用。動物たちのやわらかな表情や衣装の質感、学校建物や楽器・花・小物まで、すべて手作業によって立体的に再現しています。木材や紙素材との組み合わせにより、温かみのある立体イラストとして構築。子どもたちが“手で触れたくなる”ような質感表現を重視し、教材としての親しみやすさを大切にしています。
〈撮影環境と演出〉
作品は、粘土細工の立体感と色彩の明るさを活かすため、専用スタジオに設けたクレイアート撮影ブースで撮影。単焦点レンズとストロボ照明を使用し、各キャラクターや小道具の陰影・彩度・反射光を細かく調整しています。紙面印刷を想定し、明るくフラットな色再現性を確保しつつ、立体感を損なわない照明設計で撮影を実施。教育教材としての読みやすさと美術性の両立を追求しました。
〈制作範囲〉
・キャラクターデザイン
・ビジュアルデザイン(レイアウト・イメージ設計)
・立体造形
・照明/撮影/編集
〈制作情報〉
・キャラクターサイズ:約30〜50mm
・ジオラマセットサイズ:H150 × W420 × D300mm
・制作期間:約1ヶ月(立体造形・撮影・編集含む)
・制作年:2018年
・使用素材:樹脂粘土、軽量粘土、木材、紙素材、布 ほか
本作は、「クレイアート × 教材イラスト × 教育 × キャラクターデザイン」をテーマに、算数の“かずを学ぶ”楽しさを、立体イラストによって表現した教育ビジュアル作品です。ウォルナッツ・クレイワークスタジオが持つクラフト技術と色彩設計が融合し、全国の子どもたちが“見るだけで学びたくなる”温かい教科書デザインに仕上がりました。
- Client
- 大日本図書株式会社
- Year
- 2018
- Style
- Clay Art
