【クレイアニメーション/ストップモーション】
『にこにこえいご あかどり 2月号』
©︎ShinGakuSha
クレイアニメーション × 児童英語教材 × ストップモーション × ミニチュア造形
幼児英語教材『幼児ポピー にこにこえいご』(株式会社新学社)にて、ストップモーション技法によるクレイアニメーション(粘土アニメーション)作品を制作しました。 身近な生活シーンを舞台に、キャラクターたち(リズ/ガッチャ/ポルン/キツネさん ほか)が英語で楽しく会話。英語表現を“見て・聞いて・まねして使う”ことを目的とした、幼児向けのやさしい英語教材映像です。
〈アニメーション表現〉
挨拶・感謝・天気・色・誘い・指示語など、子どもが日常で自然に使える英語フレーズを短尺クレイアニメでリズミカルに提示。音と動作をシンクロさせた反復構成により、言葉のリズムと動きを身体で覚える演出を行いました。ストップモーションによる手づくりの温かい動きで、キャラクターの感情や個性を丁寧に描いています。
〈ストーリーとねらい〉
テーマ:I’m sorry.(ごめんね)を使って仲直りしよう!
寒い冬でも、リズ・ポルン・ガッチャたちは元気いっぱい!リズとポルンは雪だるまを作って遊んでいましたが、ガッチャがソリすべりに挑戦し、勢いあまって雪だるまにぶつかってしまいます。驚いた二人に対して、ガッチャは「I’m sorry.(ごめんね)」と素直に謝ります。するとリズとポルンは「That’s OK.(大丈夫だよ)」と笑顔で許してくれました。“悪いことをしてしまったときに謝る”という気持ちを英語で伝えるシーンを通して、言葉と心の両方で「ごめんね」「だいじょうぶ」を学べる内容になっています。
また、作品内では “I’m sorry.” と “Excuse me.” の違いも自然に理解できるよう構成。“Excuse me.” は、通るときや軽い失礼をするときの「ちょっとごめんね」。
一方 “I’m sorry.” は、相手に迷惑をかけたときや悪いことをしたときに使う「本当のごめんね」。子どもたちが場面に応じて英語を使い分けるきっかけになるよう工夫されています。さらに、アニメの舞台で登場する “snowman(雪だるま)” にも文化的な発見が。日本では2段重ねの雪だるまが一般的ですが、欧米では3段重ねが主流。世界の違いを知りながら英語を学べる、“ことばと文化”の両面を育む構成になっています。「今月のことば」では“animals(動物)”がテーマ。子どもたちが好きな動物を英語でまねしながら発音することで、音声とリズムに親しむアクティブラーニングを促しています。
〈ジオラマ演出と素材構成〉
キャラクターはすべて樹脂粘土による手づくりの粘土細工(約H150mm)。 背景セットは木材・発泡素材・アクリル材を組み合わせたミニチュアジオラマ(代表サイズ H300×W600×D600mm)。 雪だるまやソリ、冬の木々や雪景色など、すべて手作業で制作し、粘土ならではのやわらかく温かい世界観を表現。 照明は寒色のライトにオレンジの補助光を加え、冬の冷たさと子どもたちの温かい気持ちを対比させています。
〈制作範囲〉
・ストーリー構成
・演出構成(絵コンテ・Vコンテ)
・立体造形(キャラクター・小物)
・ジオラマ造形
・撮影/照明
・クレイアニメーション(ストップモーション)制作
・音響編集
・DTP
〈制作情報〉
・キャラクターサイズ:約H150mm
・ジオラマセットサイズ:H300 × W600 × D600mm
・映像尺:約1分
・制作期間:約1ヶ月
・制作年:2022年
・使用素材:樹脂粘土、木材、発泡パネル、アクリル材 ほか
本作は、「クレイアニメ × 英語 × まねっこ学習」をテーマに、 “ごめんね”を英語で伝える優しさと、違いを受け入れる心を描いた、 ウォルナッツ・クレイワークスタジオによる手づくりストップモーションアニメーションシリーズです。
- Client
- 株式会社新学社
- Year
- 2022
- Style
- Animation
『にこにこえいご あかどり 4月号』
