【クレイアニメーション/ストップモーション】
『にこにこえいご あかどり 1月号』
©︎ShinGakuSha
クレイアニメーション × 児童英語教材 × ストップモーション × ミニチュア造形
幼児英語教材『幼児ポピー にこにこえいご』(株式会社新学社)にて、ストップモーション技法によるクレイアニメーション(粘土アニメーション)作品を制作しました。 身近な生活シーンを舞台に、キャラクターたち(リズ/ガッチャ/ポルン/キツネさん ほか)が英語で楽しく会話。英語表現を“見て・聞いて・まねして使う”ことを目的とした、幼児向けのやさしい英語教材映像です。
〈アニメーション表現〉
挨拶・感謝・天気・色・誘い・指示語など、子どもが日常で自然に使える英語フレーズを短尺クレイアニメでリズミカルに提示。音と動作をシンクロさせた反復構成により、言葉のリズムと動きを身体で覚える演出を行いました。ストップモーションによる手づくりの温かい動きで、キャラクターの感情や個性を丁寧に描いています。
〈ストーリーとねらい〉
テーマ:英語で新年の挨拶をしてみよう!
今月は、ガッチャたちがいつもと違う装いです。3人とも着物を着ていて、とても素敵。日本では昔、お正月に新しい着物を着る習慣がありました。新年の挨拶は英語で “Happy New Year!”(あけましておめでとう!)。リズたちをまねして、おじいちゃんやおばあちゃんに「Happy New Year!」と言ってみましょう。きっと笑顔で驚いてくれるはずです。また、日本では年明け後1〜2週間「明けましておめでとう」と言い合うことが多いですが、欧米では1月1日の午前0時(元旦)になった瞬間にだけ「Happy New Year!」と言い、それ以降は “Did you have a good year?”(よい年を迎えましたか?)などとたずねるのが一般的です。そんな文化の違いも、アニメを通じて自然に感じられる構成になっています。さらに「今月のことば」では、お正月あそびの道具を英語で紹介。“trump”は「切り札」、日本でいう「トランプ」は “(playing) cards”。
「風あげをする」は “fly a kite”、「こまを回す」は “spin a top” と表現します。遊びを通して英語に親しむことで、子どもたちが自然に英語を口にするきっかけを作っています。
〈ジオラマ演出と素材構成〉
キャラクターはすべて樹脂粘土による手づくりの粘土細工(約H150mm)。背景セットは木材・発泡素材・アクリル材を組み合わせたミニチュアジオラマ(代表サイズ H300×W600×D600mm)。筆跡や指跡など、アナログ制作ならではの“触れられるような質感”を活かし、幼児が安心して楽しめる世界観を構築しました。照明とカット設計では、キャラクターの「行動 → 反応 → フレーズ」の流れを明快に捉え、英語理解をサポートしています。
〈制作範囲〉
・ストーリー構成
・演出構成(絵コンテ・Vコンテ)
・立体造形(キャラクター・小物)
・ジオラマ造形
・撮影/照明
・クレイアニメーション(ストップモーション)制作
・音響編集
・DTP
〈制作情報〉
・キャラクターサイズ:約H150mm
・ジオラマセットサイズ:H300 × W600 × D600mm
・映像尺:約1分
・制作期間:約1ヶ月
・制作年:2022年
・使用素材:樹脂粘土、木材、発泡パネル、アクリル材 ほか
本作は、「クレイアニメ × 英語 × まねっこ学習」をテーマに、 リズムとやりとりを通じて“楽しく英語を身につける”ことを目指した、 ウォルナッツ・クレイワークスタジオによる手づくりストップモーションアニメーションシリーズです。
- Client
- 株式会社新学社
- Year
- 2022
- Style
- Animation
『にこにこえいご あかどり 2月号』
