【クレイアート/ミニチュアジオラマ】
小学ポピー「1・2年生」2021年1月号 教材表紙デザイン制作
©︎Shingakusha Co., Ltd.
クレイアート × ミニチュアジオラマ × お正月飾り × 縁起物アート × 教材表紙デザイン
『小学ポピー「1・2年生」2021年1月号』の表紙は、キャッチコピー“新年の スタートは ポピーで 決まり!”をテーマにした、晴れやかなお正月ビジュアル。冬空に舞い上がる大凧の中に、七福神の宝船やダルマ、鏡餅、門松などおめでたい縁起物が勢ぞろいし、新年の希望と楽しさを立体的に描いたクレイアート作品です。じゅんとあみたちキャラクターは華やかな着物姿で登場し、凧を見上げながら新しい年のはじまりを祝福しています。誌面全体に福と笑顔があふれる、にぎやかで縁起の良い構成です。
〈コンセプトと構成〉
テーマは「おめでたい新春と空を舞う縁起物」。凧の中央には七福神たちが乗った宝船を配置し、そのまわりを鏡餅、ダルマ、門松、お年玉など正月を象徴するモチーフで構成。凧のベースは実際の凧と同じく竹細工と紙を用い、軽やかに空に浮かぶ質感を再現しました。七福神たちは樹脂粘土で半立体的に造形し、絵画のような平面性と粘土の立体感が融合した“浮き出す粘土絵”としてデザイン。明るい笑顔と色彩で、新年にふさわしい華やかさを演出しています。
〈造形と素材表現〉
凧に描かれた縁起物は、いずれも粘土と手仕事で構成。小判は樹脂粘土で一枚ずつ成形し、金色パール塗装とニスコーティングで輝きを表現。中央の扇子は紙で制作し、放射状に広がる線がデザイン全体を引き締めています。門松は竹・松・梅のすべてを樹脂粘土で造形。竹の内部の年輪模様まで粘土棒で再現し、質感と存在感を両立。空に浮かぶ雲は軽量粘土でふんわりと成形し、背景の青空にはアクリル板を使用。複数のカラフルな凧が樹脂粘土で制作され、冬の澄んだ空を賑やかに彩ります。
〈色彩設計と照明演出〉
全体は“新春の明るさと縁起の色”をテーマに、赤・金・白・緑を基調としたお正月配色で構成。七福神やキャラクターの着物には、和柄モチーフを細筆で描き込み、伝統と華やかさを両立させています。照明は冬の澄んだ空気をイメージしつつも、新しい年の明るさと希望を感じさせるように設計。冷たい青白い光と、金色のリフレクションを組み合わせることで、透明感と華やかさを両立しています。撮影は正面から行い、背景の凧は空を模したアクリル板に貼り付けて構成。照明による反射と透過を活かし、凧や縁起物が光を受けて輝くような立体的な演出を行っています。
〈誌面演出と探し絵〉
今月の探し絵は「はなまるコイン」。凧や縁起物の中に自然に紛れ込むように配置され、粘土の造形や模様と溶け合うことで、これまでよりも難易度の高い探し絵に仕上がっています。華やかな構成の中にも“見て探して楽しむ”工夫が施され、親子で楽しめる新春らしい遊び心に満ちたページです。
〈担当範囲〉
・企画構成
・ビジュアルデザイン
・粘土による立体造形(キャラクター/小道具/背景)
・照明・撮影・画像編集
・DTPデザインまで一貫制作
〈制作情報〉
・制作年:2021年
・使用素材:樹脂粘土、軽量粘土、紙、竹細工、アクリルガッシュ、アクリル板、ニスコーティング、LED照明
・セットサイズ:約W550 × H450mm
・テーマ:お正月 × 七福神 × 縁起物 × 凧上げ
・撮影構成:正面撮影+アクリル板背景構成
本作は、「クレイアート × ミニチュアジオラマ × 縁起物 × お正月」をテーマに、竹細工や粘土造形を融合させた立体的なお正月ビジュアル。ウォルナッツ・クレイワークスタジオが得意とする“華やかさとユーモアの共存”が活きる、新しい年のスタートにふさわしいクレイアート作品です。
- Client
- 株式会社新学社
- Year
- 2021
- Style
- Clay Art
