【クレイアート/粘土立体イラスト】
ペーパーハウス『昭和のクロスワードパズル』表紙ビジュアル制作
クレイアート × ミニチュアジオラマ × 粘土細工 × 立体造形
クロスワードパズル雑誌の特集号『昭和のクロスワードパズル』表紙ビジュアルを、ウォルナッツ・クレイワークスタジオがクレイアートで制作しました。高齢層の読者を想定し、「シャーロック・ホームズとワトソンのように、探偵の猫と助手のおばあちゃんが一緒に謎を解く」というテーマを設定。昭和の懐かしさと知的ユーモアを組み合わせ、粘土細工とミニチュアジオラマによる立体的な世界観で表紙を構成しています。
〈デザインと造形の特徴〉
昭和の洋館と和の小物を融合させた「和洋折衷レトロ空間」を設計。 木の壁にはクラック(ひび割れ)を出す特殊塗装を施し、経年変化を再現。木製ドアは汚し塗装を重ね、真鍮のドアノブまで粘土で再現しています。壁掛け時計は樹脂粘土・スチロール・金属調塗装を組み合わせ、質感ごとに塗装のトーンを変化。古道具のような温かみを持たせています。
〈撮影環境と演出〉
撮影では、昭和の白熱灯をイメージしたカラーフィルム照明を使用し、あたたかい橙色の光が部屋全体を包み込むようにライティング。 キャラクターには柔らかな陰影を落とし、粘土表面の質感と立体感を際立たせています。カメラアングルはやや低い視点から斜めに構え、猫の探偵とおばあちゃんが会話しているような“絵本的遠近感”を意識。背景に置かれた小物の配置も、視線誘導とストーリー性を意図して設計しています。
〈制作範囲〉
・キャラクターデザイン
・ビジュアルデザイン(イメージラフ/レイアウト設計)
・立体造形
・照明
・撮影
・編集
〈制作情報〉
・キャラクターサイズ:H60〜100mm
・ジオラマセットサイズ:H297 × W210 × D210mm
・制作期間:約7日
・制作年:2013年
・使用素材:樹脂粘土、軽量粘土、スチロール、カラーフィルム
本作は、「クレイアート × ミニチュアジオラマ × 昭和レトロ」をテーマに、懐かしさの中に知的な遊び心を感じさせる立体ビジュアル作品。ウォルナッツ・クレイワークスタジオ独自の光の演出と素材表現により、誌面に“あたたかい時間の流れ”を映し出した粘土アートの表紙デザインです。
- Client
- 株式会社ペーパーハウス
- Year
- 2013
- Style
- Clay Art
