【クレイアート/粘土立体イラスト】
小学ポピー「1・2年生」2017年8月号 教材表紙デザイン制作
©︎Shingakusha Co., Ltd.
クレイアート × 教材表紙 × 粘土細工 × 立体イラスト × 探し絵ビジュアル
小学ポピー『1・2年生』2017年8月号の表紙ビジュアルを、クレイアート(粘土立体イラスト)で制作しました。テーマは「海の中へ潜水艇に乗って大冒険!はなまるコインを探そう!」。夏休みのワクワクを感じる“探し絵アート”として、遊びと学びを融合させたクレイアート作品です。ウォルナッツ・クレイワークスタジオが、企画、ビジュアルデザイン、立体造形、照明・撮影、編集、DTPデザインまでを一貫して担当。教材表紙としての視認性と世界観を両立させた、教育ビジュアル用のクレイアートデザインです。
〈テーマと構成〉
夏の海を舞台に、キャラクターのじゅん・あみ・てんてん・はるのすけたちが潜水艇に乗って海底を探検。誌面全体が“海の中の迷路”のように構成され、読者がページを眺めながら“はなまるコイン”を探す遊びの要素を取り入れています。背景には海の奥行きを感じさせるブルーグラデーションを用い、潜水艇のライトが海中を照らすような構図設計に。夏休みらしい開放感と、子どもたちの好奇心をくすぐる冒険ビジュアルに仕上げました。
〈造形・演出のこだわり〉
鯨、ジンベイザメ、まんぼう、イルカ、タコ、カニ、クラゲ、珊瑚など、登場する海の生き物はすべて樹脂粘土による手作業造形。シンプルながらも特徴を正確に捉え、フォルムと彩色でそれぞれの個性を表現しています。粘土造形の丸みを活かし、まるで海の中を泳いでいるような流れるフォルムと柔らかい動きを再現。珊瑚や貝殻などの小道具も軽量粘土で制作し、誌面全体ににぎやかな生命感を持たせています。“遊びながら学べる”デザインとして、親子で「この魚はなに?」と会話が生まれる仕掛けも盛り込みました。
〈撮影環境と演出〉
撮影では、青のグラデーションライトと拡散照明を組み合わせ、水中光の揺らめきを再現。キャラクターと魚たちの影に微妙なトーンを加え、海中の深さや透明感を演出しました。潜水艇のライト周辺に部分的なハイライトを加え、子どもたちが“海の探検”を体感できるように構成しています。
〈制作範囲〉
・企画構成・ビジュアルデザイン
・粘土による立体造形(キャラクター/小道具/背景)
・照明・撮影・画像編集
・DTPデザインまで一貫制作
〈制作情報〉
・クライアント:新学社(小学ポピー)
・対象:小学1・2年生 教材表紙ビジュアル
・キャラクターサイズ:約H60〜80mm
・ジオラマセットサイズ:H364 × W257mm(B5表紙サイズに合わせた構成)
・制作期間:約5日
・制作年:2017年
・使用素材:樹脂粘土、軽量粘土、スチロール、アクリルガッシュ、ジオラマ用パウダー、ジェルメディウム
本作は、「クレイアート × 教材表紙 × 探し絵 × 海の冒険」をテーマに、子どもたちの好奇心・探究心・学びのきっかけを立体造形で表現した教育ビジュアルです。ウォルナッツ・クレイワークスタジオならではの精密な造形力と鮮やかな色彩設計によって、親子で楽しめる“学びと遊びの融合”を実現した夏の代表的クレイアート作品です。
- Client
- 株式会社新学社
- Year
- 2017
- Style
- Clay Art
