【クレイアート/粘土立体イラスト】<br>小学ポピー「1・2年生」2017年9月号 教材表紙デザイン制作

【クレイアート/粘土立体イラスト】
小学ポピー「1・2年生」2017年9月号 教材表紙デザイン制作

©︎Shingakusha Co., Ltd.

クレイアート × 教材表紙 × お月見 × 間違い探し × 宇宙ジオラマ

小学ポピー『1・2年生』2017年9月号の表紙ビジュアルを、クレイアート(粘土立体イラスト)で制作しました。テーマは「お月見 × 宇宙 × 間違い探し」。左右で同じように見えて、よく見ると少しずつ違う箇所を探す“間違い探し”として構成された、遊び心あふれる表紙デザインです。ウォルナッツ・クレイワークスタジオが、企画、ビジュアルデザイン、立体造形、照明・撮影、編集、DTPデザインまでを一貫して担当。教材表紙としての視認性・遊び・学びを融合させた、教育ビジュアル用クレイアート作品です。

〈テーマと構成〉

お月見をテーマに、キャラクターたちが宇宙空間でお月見パーティーを楽しむ構成。背景には星が散りばめられ、中央にはお月さまとうさぎの“お餅つき”シーンが登場します。誌面を左右対称に構成しながら、よく見ると「キャラクターの位置」「惑星の色」「うさぎのついた餅の形」などが違う“間違い探し”になっており、子どもたちが楽しみながら観察力を育てる仕掛けになっています。“学び × 遊び × 想像力”をテーマにした、インタラクティブなクレイアート表紙です。

〈造形・演出のこだわり〉

キャラクター・宇宙船・惑星・宇宙人・お月さま・うさぎに至るまで、すべて樹脂粘土による手作業造形。惑星は2色の粘土を混ぜ合わせて自然に生まれるマーブル模様を活かし、粘土ならではの偶然の美しさを演出しています。キャラクターたちは宇宙遊泳しているように浮かび上がり、柔らかい質感と立体的な構図で宇宙の浮遊感を表現。
左右で同じ構成を2回制作する必要があるため、通常の倍の制作労力を要しましたが、その分、完成した誌面は“発見の楽しさ”に満ちたユニークな作品となりました。

〈撮影環境と演出〉

ディフューズをかけたストロボ照明で宇宙の柔らかな光を再現。背景はブルーを基調としたグラデーションで、星屑を散らすようなライティングを設計しました。キャラクターや惑星の影を極力落とさず、無重力のような浮遊感と透明感を演出。間違い探しの要素を際立たせるため、全体の明度を高く設定し、細部の差異も見やすくしています。

〈制作範囲〉

・企画構成・ビジュアルデザイン
・粘土による立体造形(キャラクター/小道具/背景)
・照明・撮影・画像編集
・DTPデザインまで一貫制作

〈制作情報〉

・クライアント:新学社(小学ポピー)
・対象:小学1・2年生 教材表紙ビジュアル
・キャラクターサイズ:約H60〜80mm
・ジオラマセットサイズ:H364 × W257mm(B5表紙サイズに合わせた構成)
・制作期間:約6日(左右2構成)
・制作年:2017年
・使用素材:樹脂粘土、軽量粘土、スチロール、アクリルガッシュ、ジオラマ用テクスチャ

本作は、「クレイアート × 教材表紙 × お月見 × 間違い探し」をテーマに、子どもたちの観察力・発見力・好奇心を育てることを目的に制作された立体イラスト作品です。ウォルナッツ・クレイワークスタジオならではの遊び心と造形技術が融合し、“お月見と宇宙の世界”を行き来するような、想像力豊かな教育ビジュアル作品となっています。

Client
株式会社新学社
Year
2017
Style
Clay Art

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