【クレイアート/粘土立体イラスト】<br>『2015 社会の自主学習 地理2』教科書参考ワーク表紙ビジュアル制作

【クレイアート/粘土立体イラスト】
『2015 社会の自主学習 地理2』教科書参考ワーク表紙ビジュアル制作

クレイアート × 立体イラスト × 教材デザイン × 日本地理ビジュアル

中学生向け社会科教材『社会の自主学習 地理2』(新学社)の表紙用クレイアートビジュアルを制作しました。ウォルナッツ・クレイワークスタジオが企画デザインから立体造形、撮影、DTP仕上げまで一貫して担当。「日本地図を開くと、日本各地の象徴が飛び出してくる」という構成で、前作(地理1)の“世界のびっくり箱”と対をなすビジュアルデザインとして制作しています。

〈テーマと構成〉

中央に広がる日本地図の上に、中学生の男女が立ち、地図を開いた瞬間に日本各地の名所・文化・特産物が飛び出してくる様子を立体的に表現しました。飛び出すモチーフは、札幌時計台、ねぶた祭り、富士山、舞妓さん、スカイツリー、奈良の大仏、姫路城、阿波踊り、宮島の鳥居、沖縄のシーサーなど、日本の名所を中心に、りんご・メロン・フグ・ウナギといった特産物も加え、全国各地を象徴的に再現。地理1の「世界の象徴」に続き、本作では「日本の魅力と多様性」をテーマとした国内版びっくり地図構成としています。

〈造形・素材の特徴〉

すべてのモチーフを手作業によるクレイアート(粘土造形)で制作。樹脂粘土、軽量粘土、スチロールボード、スポンジ、紙など多素材を組み合わせ、質感の違いで文化・自然・建築を表現しています。日本の花である桜は、スポンジをアクリルガッシュで淡く染め上げ、軽量粘土の花びらを重ねて立体感を演出。富士山は軽量粘土で造形し、岩肌の凹凸まで細密に表現。雲は綿素材で制作し、空の高さや空気感を感じさせる演出に仕上げています。阿波踊りや舞妓さんの衣装はすべて樹脂粘土製で、模様部分は細筆による完全手描き塗装。中学生が“日本の地理と文化を楽しく理解する”ことを意識した造形構成になっています。

〈撮影・デザイン〉

背景は白ベースに設定し、造形のカラフルさと立体感を際立たせています。ストロボ撮影によって立体の陰影と素材の質感を丁寧に写し取り、粘土造形特有の温かみとディテールの美しさを誌面上で最大限に引き出しました。DTPデザインでは、地理1との連続性を意識しながらも、色彩設計を日本の四季を感じさせるトーンに調整し、学習意欲を高めるビジュアル構成としています。

〈制作範囲〉

・キャラクターデザイン(イメージラフ・レイアウト設計)
・ビジュアルデザイン(イメージラフ・レイアウト設計)
・立体造形(キャラクター・小物)
・照明
・撮影
・DTP編集


〈制作情報〉

・クライアント:新学社
・書籍名:『社会の自主学習 地理2』
・制作年:2015年
・造形サイズ:W257 × H364mm
・使用素材:樹脂粘土、軽量粘土、スチロールボード、スポンジ、紙、綿、アクリルガッシュ

本作は、「クレイアート × 教材ビジュアル × 日本地理」をテーマに、中学生が日本の各地を楽しく学べるようにデザインされた教育系クレイアートシリーズの続編。“世界から日本へ”という流れの中で、立体イラストと粘土造形が融合した学習表紙ビジュアルの代表作です。

Client
株式会社新学社
Year
2015
Style
Clay Art

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