【クレイアート/粘土立体イラスト】
『2015 社会の自主学習 地理1』教科書参考ワーク表紙ビジュアル制作
クレイアート × 立体イラスト × 教材デザイン × ジオラマ造形
中学生向け社会科教材『社会の自主学習 地理1』(新学社)の表紙用クレイアートビジュアルを制作しました。ウォルナッツ・クレイワークスタジオが企画デザインから立体造形、撮影、DTP仕上げまで一貫して担当。“世界の地理を学ぶ楽しさ”をテーマに、地球のびっくり箱から飛び出すように各国の文化や象徴を造形で表現しています。
〈テーマと構成〉
表紙の中心には「地球のびっくり箱」を配置。スチロールボードで制作した立方体の箱を、海と大陸を手描きで描いたアクリルガッシュ塗装により地球儀のようにデザインしました。そこから飛び出すモチーフとして、自由の女神(アメリカ)・オペラハウス(オーストラリア)・マトリョーシカ(ロシア)・万里の長城(中国)・ピラミッド(エジプト)・チベットの民族衣装を着た女の子とアルパカ・仏像(タイ)・キリン(アフリカ)・ヤシの木(南国)・モアイ像(イースター島)・南極のペンギン・エッフェル塔(フランス)と万国旗など、世界各地の文化的アイコンを精密に立体化しました。 ひとつひとつの造形が、地理の学びを“世界の縮図”として感じられる構成になっています。
〈造形・素材の特徴〉
各国モチーフやキャラクターは樹脂粘土・軽量粘土・スチロール・スポンジ・羊毛フェルトなど複数素材を組み合わせて制作。男女の中学生キャラクターは、男の子が樹脂粘土製の大きなボールペンを持ち、女の子は羊毛フェルトで作られたパンダを抱える構成。中学生というターゲット層に合わせ、可愛すぎず、モチーフの意味が一目で分かる適度なデフォルメバランスを追求しました。ウォルナッツ・クレイワークスタジオが得意とする“年齢層ごとの造形設計”が光る一作です。
〈撮影・デザイン〉
背景は白地をベースに、粘土造形が浮き上がって見える構成を採用。ストロボ撮影で立体の陰影を強調し、クラフト造形のシルエットと質感を最大限に引き出しています。誌面デザインでは、余白を活かしつつ立体イラストが持つリアリティと温かみを兼ね備えたレイアウトでDTPを設計しました。
〈制作範囲〉
・キャラクターデザイン(イメージラフ・レイアウト設計)
・ビジュアルデザイン(イメージラフ・レイアウト設計)
・立体造形(キャラクター・小物)
・照明
・撮影
・DTP編集
〈制作情報〉
・クライアント:新学社
・書籍名:『社会の自主学習 地理』
・制作年:2015年
・造形サイズ:W257 × H364mm
・使用素材:樹脂粘土、軽量粘土、スチロール、スチロールボード、スポンジ、羊毛フェルト、アクリルガッシュ
本作は、「クレイアート × 教材ビジュアル × 世界地理」をテーマに、地球儀から広がる多文化の象徴を立体的に描いた教育系クレイアートの代表作。 学びの世界を楽しく・わかりやすく伝える、手作りの温かみあふれる立体イラスト作品です。
- Client
- 株式会社新学社
- Year
- 2015
- Style
- Clay Art
