【クレイアート/粘土立体イラスト】<br>『小学ポピー 1にち1まい ひめくりドリル/こくご・さんすう7月号』

【クレイアート/粘土立体イラスト】
『小学ポピー 1にち1まい ひめくりドリル/こくご・さんすう7月号』

クレイアート × 立体イラスト × 教材デザイン × 季節ビジュアル

株式会社新学社さま発行の小学1年生向け教材『小学ポピー 1にち1まい ひめくりドリル/こくご・さんすう 7月号』の表紙ビジュアルを制作しました。ウォルナッツ・クレイワークスタジオが企画デザインから立体造形、撮影、照明、DTP制作までを一貫して担当。7月号では“海遊び”をテーマに、テンテンがイルカたちと一緒に夏の海で遊ぶ様子を描いた、明るく開放感のあるクレイアートビジュアルです。

〈テーマと構成〉

7月号のテーマは「海遊び」。テンテンがイルカたちと一緒に波の上を跳ねながら楽しむ、夏らしいワンシーンをメインに構成しました。背景には、丸みを帯びた地球のような海のカーブと、遠くに見える南の島を配置。“夏休みの冒険”を感じさせる、ワクワクとした広がりのある世界観をデザインしています。テンテンは樹脂粘土による駆動式造形で、水色のイルカにまたがり、両手を上げてはしゃぐポーズで制作。イルカたちは親子のように周囲を跳ね回り、楽しげにボールで遊ぶ様子を表現しました。夏の明るさ・動き・解放感をすべて詰め込んだ構成です。

〈造形・素材の特徴〉

海の造形はスチロールボードを重ねてモデル化し、その上に樹脂粘土・アクリルガッシュ・ジェルメディウムを組み合わせて制作。ジェルメディウム特有の透明感と艶により、本物の水面のように光を反射するクラフトモデルとなっています。軽量粘土で制作した白波は、動きのあるラインを意識してディフォルメ。泡立つ波の形を立体的に造形することで、「動きの見える海」を表現しました。遠くに浮かぶ島はスポンジ素材で制作し、その上に生える椰子の木は樹脂粘土によるディフォルメ造形。子どもたちがイメージする“絵本的な南の島”を再現しています。イルカたちは樹脂粘土で制作。リアル造形ではなく、アイコン的で親しみやすいフォルムを採用。ピンクと水色のツートンカラーで成形し、胸びれ・尾びれ・お腹の白い部分を丁寧に塗り分けて制作しています。ボールは軽量粘土製で、アクリルガッシュと筆で模様を描き込みました。

〈撮影・デザイン〉

撮影では、海の光を感じさせる明るいストロボ照明を使用し、水面の透明感とテンテンの笑顔を引き立たせる構成に。背景のブルーと白波のコントラストで、誌面全体に“夏の爽快感”と“学びの楽しさ”を感じさせています。誌面デザインはシリーズ共通の薄黄色を基調とし、水色・白・ピンクをアクセントに配置。キャラクターと波の流れが自然に読者の視線を導くよう、立体造形の構図をそのままレイアウトリズムに反映しています。

〈制作範囲〉

・キャラクターデザイン(イメージラフ・レイアウト設計)
・ビジュアルデザイン(イメージラフ・レイアウト設計)
・立体造形(キャラクター・小物)
・照明
・撮影
・DTP編集

〈制作情報〉

・クライアント:株式会社新学社
・教材名:『小学ポピー 1にち1まい ひめくりドリル/こくご・さんすう 7月号』
・登場キャラクター:テンテン、イルカたち
・制作年:2020年
・使用素材:樹脂粘土、軽量粘土、スチロールボード、ジェルメディウム、スポンジ、アクリルガッシュ
・撮影:スタジオ撮影(ストロボ照明)

本作は、「クレイアート × 教材ビジュアル × 海遊び」をテーマに、テンテンとイルカたちの楽しい夏のひとときを描いた立体イラスト作品です。樹脂粘土とジェルメディウムを組み合わせた海の表現は、光と水のきらめきをリアルに再現しながらも、子どもたちに親しみやすい世界観を構築。ウォルナッツ・クレイワークスタジオの造形表現力と教育デザインの融合によって、“学びながら季節を感じる”教材ビジュアルとなっています。

Client
株式会社新学社
Year
2020
Style
Clay Art

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