【クレイアート/粘土立体イラスト/幼児教材】
くもん出版 はじめてのえいごえほん〜ブレーメンの音楽隊〜 ビジュアル制作
クレイアート × 立体イラスト × 英語教材 × 絵本ビジュアル
くもん出版の英語絵本シリーズ『子どもとたのしむ はじめてのえいごえほん〜ブレーメンの音楽隊〜』にて、紙面ビジュアルをクレイアートで制作しました。ウォルナッツ・クレイワークスタジオがキャラクターデザイン/ビジュアルデザイン(イメージラフ・レイアウト設計)/立体造形/照明/撮影/編集までを一貫して担当。キャラクターや背景セットはすべて樹脂粘土・軽量粘土で制作し、英語教材でありながら“物語性とクラフトの温かみ”を両立させた作品に仕上げました。
〈テーマと構成〉
物語『ブレーメンの音楽隊』を題材に、英語の音とリズムを楽しみながら物語を学べるように構成された絵本教材です。ロバ・イヌ・ネコ・ニワトリの4体のキャラクターは、チームを象徴する色違いのスカーフを身につけ、個性と連帯感を表現。それぞれの表情や姿勢には、“夢を追う仲間たち”というテーマを込め、学びとストーリーテリングが自然に融合するようデザインしています。誌面レイアウトもウォルナッツ・クレイワークスタジオが担当し、英文とイラストが一体的に読めるような視線誘導・リズム設計を行いました。
〈造形・素材の特徴〉
キャラクターはすべて手作業による樹脂粘土造形。毛並みの質感や筋肉のボリューム、瞳のハイライトまで細部にこだわり、クラシックな絵本の空気感を立体で再現しています。動物たちが演奏するミニチュア楽器(ギター・ドラム・トランペットなど)もすべて粘土で制作し、金属や木の質感を彩色で丁寧に再現。家や道、森などの背景はミニチュアジオラマとして構成し、立体的な舞台空間の中で物語が展開するよう演出しています。さらに、屋外・屋内のシーン差を出すために、外観は明るい自然光、室内はスポットライト的な演出照明で撮影。外は冒険の明るさ、内は劇場のような緊張感を表現し、教材でありながら“映画的なビジュアル体験”を実現しました。
〈演出と世界観〉
屋外シーンでは、キャラクターたちが出会い旅立つ場面を、木々や草花をアイコン的にシンプル造形し、幼児にもわかりやすい構図で構成。一方、室内シーンでは、リアルな食器・テーブル・家具をドールハウス的に再現。キャラクターとの質感のコントラストが、空間の奥行きと臨場感を引き立てています。泥棒たちは少しユーモラスにデザインされ、食卓のミニチュアスイーツや飲み物もすべて粘土で手づくり。小さなオブジェクトのひとつひとつが“英語の世界を楽しむ舞台装置”として機能しています。
〈制作範囲〉
・キャラクターデザイン
・ビジュアルデザイン(イメージラフ/レイアウト設計)
・立体造形
・照明
・撮影
・編集
〈制作情報〉
・キャラクター粘土サイズ:H70〜100mm
・ジオラマセットサイズ:H300 × W420 × D300mm
・制作期間:約15日(立体造形・撮影・編集含む)
・制作年:2016年
・使用素材:樹脂粘土、軽量粘土、紙、布、木材
本作は、「クレイアート × 英語教材 × 物語 × チームワーク」をテーマに、ブレーメンの音楽隊の世界を粘土の温かみと細密造形で表現した立体イラスト作品です。ウォルナッツ・クレイワークスタジオならではの可愛さとリアリティの融合により、子どもたちが“英語を読むこと・学ぶこと”を自然に楽しめるよう設計された、教育とアートを両立させた代表的クレイアート教材です。
- Client
- くもん出版
- Year
- 2016
- Style
- Clay Art
