【クレイアート/粘土立体イラスト】
小学ポピー「1・2年生」2019年6月号 教材表紙デザイン制作
©︎Shingakusha Co., Ltd.
クレイアート × ミニチュアジオラマ × アーティスティックスイミング × 教材表紙
小学ポピー『1・2年生』2019年6月号の表紙ビジュアルを、クレイアート(粘土立体イラスト)で制作しました。2019年度の年間テーマ「2020東京オリンピックに向けて、スポーツを知ろう!」の一環として、6月号では“アーティスティックスイミング”を題材に制作。ミニチュアの競技用プールを舞台に、キャラクターたちが水中演技を披露するダイナミックな構成になっています。ウォルナッツ・クレイワークスタジオが企画デザイン・造形・照明・撮影・編集・DTPデザインまでを一貫して担当。スポーツの迫力と夏の爽やかさを融合させた教育ビジュアル作品です。
〈テーマと構成〉
舞台は、競技用プールを再現したミニチュアジオラマ。中心では、あみが高くジャンプし、空中で優雅にポーズを決める瞬間を立体的に表現。周囲ではチームメンバーが華やかなフォーメーションを描き、競技の美しさと連携の魅力を感じさせます。コーチ役のじゅんはプールサイドでメガホンを持ち、演技を応援。背景には夏の入道雲を配置し、季節の臨場感を強調しています。誌面全体が“夏と水の輝き”をテーマにした、清涼感あふれる構成です。
〈造形と素材表現〉
・プールはスチロールボードで基礎構造を制作し、表面にアクリル板を重ねて“水面越しの身体”が見える透明感を表現。
・水飛沫はカラフルな水玉パーツとして樹脂粘土で成形し、アーティスティックスイミング特有の多彩な演技を象徴。
・キャラクターの水着・髪飾りも樹脂粘土による手作りで、模様の細部まで丁寧に彩色。
・背景の雲は軽量粘土で柔らかく造形し、光の方向に合わせて陰影を調整。
これらの立体造形を通して、「アナログ撮影ならではの立体感と臨場感」を追求した作品となっています。
〈照明と演出〉
照明は白色LEDをメインに使用し、プールの水面からの反射光を演出。アクリル板越しに差し込む光を調整し、キャラクターの肌や水玉の輝きを際立たせています。夏らしい明るさと透明感を重視し、誌面全体に“水のきらめき”を感じさせる構成に仕上げました。
〈探し絵の仕掛け〉
今月の探し絵テーマは「3匹のカエルを探そう!」。梅雨の季節に合わせ、プールの周囲や背景の雲の中など、さまざまな場所にカエルたちが隠れています。“雨の季節でも明るく楽しく”というメッセージを込め、親子で探す楽しみを通じて、季節感と発見の喜びを体験できる表紙構成になっています。
〈制作範囲〉
・ビジュアルデザイン/構成設計
・ミニチュアプールセット造形
・キャラクター造形(水着バージョン)
・水飛沫パーツ・背景演出
・照明・撮影・編集・DTPデザイン
〈制作情報〉
・クライアント:新学社(小学ポピー)
・対象:小学1・2年生 教材表紙ビジュアル
・ジオラマセットサイズ:B5表紙サイズ(H364 × W257mm)
・制作期間:約10日
・制作年:2019年
・使用素材:樹脂粘土、軽量粘土、スチロールボード、アクリル板、アクリルガッシュ、LED照明
本作は、「クレイアート × ミニチュアジオラマ × アーティスティックスイミング × 教材表紙」をテーマに、夏らしい清涼感とスポーツの躍動感を粘土立体イラストで表現した作品です。ウォルナッツ・クレイワークスタジオならではの精密造形と光演出により、“水と光の世界を楽しむ”教育ビジュアルとして、見る人に爽やかな印象を残します。
- Client
- 株式会社新学社
- Year
- 2019
- Style
- Clay Art
