【クレイアート/粘土立体イラスト】<br>小学ポピー「1・2年生」2019年5月号 教材表紙デザイン制作

【クレイアート/粘土立体イラスト】
小学ポピー「1・2年生」2019年5月号 教材表紙デザイン制作

©︎Shingakusha Co., Ltd.

クレイアート × ミニチュアジオラマ × 体操競技 × 教材表紙

小学ポピー『1・2年生』2019年5月号の表紙ビジュアルを、クレイアート(粘土立体イラスト)で制作しました。2019年度は「2020東京オリンピックに向けて、スポーツを知ろう!」をテーマに、さまざまな競技をミニチュアジオラマで紹介するシリーズとして展開。5月号では「体操」を題材に、鉄棒・平均台・吊り輪・あん馬・平行棒など、キャラクターたちがそれぞれの競技に挑戦する姿を立体的に表現しています。ウォルナッツ・クレイワークスタジオが企画・造形・照明・撮影・編集・DTPデザインまでを一貫して担当し、
“スポーツの迫力”と“季節の楽しさ”を融合させた教育ビジュアル作品に仕上げました。

〈テーマと構成〉

舞台は、ミニチュアサイズの体育館ジオラマセット。キャラクターたちは体操選手として競技中のポーズをとり、誌面全体がエネルギッシュで躍動感あふれる構図になっています。
* 鉄棒を披露するじゅん
* 平均台で演技をするあみ
* 吊り輪に挑戦するテンテン
* あん馬に取り組むピノ博士
* 平行棒で技を見せるはるのすけ
といった具合に、子どもたちが競技の多様さと面白さを一目で感じ取れるようデザインされており、実際の大会のような臨場感を演出しました。

〈造形と素材表現〉

体操用具や体育館の構造物は、樹脂粘土・スチロールボード・軽量粘土・爪楊枝などのクラフト素材を用いてすべて手作業で制作。
・鉄棒や吊り輪の金属パーツは樹脂粘土にアクリルガッシュのシルバー塗装で金属質を再現。
・あん馬やマットには軽量粘土で柔らかな質感を持たせ、表面にはニス仕上げでリアルな光沢を演出。
・体育館の床は木材を使用し、細かなフローリングパターンをカッターで1本ずつ彫り込むなど、圧倒的な手仕事で制作。
キャラクターのポーズや筋肉の動きも意識し、「静止画でありながら動きを感じる」構図になるよう設計されています。クレイアートならではの柔らかさとミニチュアの精密さが融合した立体表現です。

〈照明と演出〉

照明は、体育館の明るさをイメージして白色LEDをメインに使用。
床面に落ちる影を活かし、キャラクターたちの動きに立体感を与えています。鉄棒やマットに反射する光が競技の緊張感と美しさを引き出し、誌面全体が“スポーツの瞬間を切り取った一枚”として成立するように構成されています。

〈探し絵の仕掛け〉

今月の探し絵テーマは「5月の行事モチーフを探そう!」誌面のどこかに、カブト・鯉のぼり・柏餅が隠れています。体操競技の迫力あるシーンの中に、季節の小物がさりげなく潜んでおり、親子で“探して発見する”楽しみを味わえる表紙です。スポーツの魅力を伝えると同時に、日本の季節文化を感じる教材構成として、「学びながら遊ぶ」「探しながら覚える」二重の価値を持たせています。

〈制作範囲〉

・ビジュアルデザイン/構成設計
・体育館ミニチュアセット造形
・各競技道具(鉄棒・吊り輪・平均台・あん馬・平行棒)制作
・照明・撮影・編集・DTPデザイン

〈制作情報〉

・クライアント:新学社(小学ポピー)
・対象:小学1・2年生 教材表紙ビジュアル
・ジオラマセットサイズ:B5表紙サイズ(H364 × W257mm)
・制作期間:約10日
・制作年:2019年
・使用素材:樹脂粘土、スチロールボード、軽量粘土、木材、アクリルガッシュ、LED照明

本作は、「クレイアート × ミニチュアジオラマ × 体操 × 教材表紙」をテーマに、子どもたちがオリンピックの競技を身近に感じられるよう制作された作品です。ウォルナッツ・クレイワークスタジオならではの精密造形と照明演出が、“スポーツの瞬間”をリアルに切り取り、見る人にエネルギーを届けます。体操の迫力と、5月の季節感を融合させた学びと発見のあるクレイアート作品です。

Client
株式会社新学社
Year
2019
Style
Clay Art

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