【クレイアート/粘土立体イラスト】<br>小学ポピー「1・2年生」2019年9月号 教材表紙デザイン制作

【クレイアート/粘土立体イラスト】
小学ポピー「1・2年生」2019年9月号 教材表紙デザイン制作

©︎Shingakusha Co., Ltd.

クレイアート × ミニチュアジオラマ × バスケットボール × 教材表紙

小学ポピー『1・2年生』2019年9月号の表紙ビジュアルを、クレイアート(粘土立体イラスト)で制作しました。
2019年度の年間テーマ「2020東京オリンピックに向けて、スポーツを知ろう!」の第5弾として、今月号は“バスケットボール”を題材に構成。ウォルナッツ・クレイワークスタジオが、企画デザインから立体造形・照明・撮影・編集・DTPデザインまでを一貫して担当。スポーツのスピード感と競技の躍動感を、ミニチュアジオラマと粘土造形によってリアルに再現した教育ビジュアル作品です。

〈テーマと構成〉

舞台は、ミニチュアサイズのバスケットコート。
じゅん、あみ、テンテン、はるのすけ、ピノ博士たちが青チームと赤チームに分かれ、白熱の試合を繰り広げています。中央では、じゅんがゴールへ向かってダンクシュートを決める瞬間を立体的に造形。対するあみがガードに入り、ボールを防ごうとする緊張感のある構図で、誌面全体に迫力を与えています。観客席には100人を超える応援団キャラクターを樹脂粘土で手作業制作。会場の熱気や歓声まで感じられるような臨場感を演出しています。

〈造形と素材表現〉

・バスケットコートはスチロールパネルで制作し、床のラインはカッターで造形を行い、彩色して立体的に再現。
・バスケットゴールはスチロールボードで枠を組み、網の部分は樹脂粘土を一本ずつ編み込むことで再現した完全クラフト仕様。
・ボール・ユニフォーム・靴などの小物はすべて樹脂粘土で制作し、各キャラクターの動きに合わせて微妙な姿勢の違いを造形。
・紙吹雪もすべて樹脂粘土で一枚ずつ成形し、空中に舞う瞬間を撮影で再現するなど、細部まで緻密な作業で構築。
これらを通して、“クレイアートによる動きの表現”と“ミニチュアの迫力”を両立させた立体イラストレーションになっています。

〈照明と演出〉

照明は、スポットライトのような強めの白色LEDを使用。試合会場の高天井から降り注ぐ光を再現し、ジュンのダンクシーンを劇的に照らし出しています。床面やゴールの反射にもこだわり、光と影のコントラストで緊張感ある試合空間を演出しました。背景のスタンドには温かい光を加え、観客の応援による熱気を表現しています。

〈探し絵の仕掛け〉

今月の探し絵テーマは「リスを探そう!」。応援席や会場のどこかに小さなリスが隠れており、紙吹雪や観客の間から顔を出しています。スポーツの臨場感の中で、親子で“探す楽しみ”を味わえるユーモラスな仕掛け。細部まで緻密に作り込まれたジオラマ構成が、見るたびに新しい発見をもたらします。

〈制作範囲〉

・ビジュアルデザイン/構成設計
・バスケットコートジオラマ造形
・ゴール・観客席・紙吹雪演出制作
・キャラクター造形(ユニフォーム・小物含む)
・照明・撮影・編集・DTPデザイン

〈制作情報〉

・クライアント:新学社(小学ポピー)
・対象:小学1・2年生 教材表紙ビジュアル
・ジオラマセットサイズ:B5表紙サイズ(H364 × W257mm)
・制作期間:約10日
・制作年:2019年
・使用素材:樹脂粘土、スチロールボード、軽量粘土、アクリルガッシュ、LED照明

本作は、「クレイアート × ミニチュアジオラマ × バスケットボール × 教材表紙」をテーマに、スポーツの緊張感とチームプレーの魅力を、粘土立体イラストで表現したクレイアート作品です。ウォルナッツ・クレイワークスタジオならではの繊細な造形と照明演出により、“試合の瞬間”を切り取ったような臨場感を誌面に閉じ込めています。

Client
株式会社新学社
Year
2019
Style
Clay Art

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