【クレイアート/粘土立体イラスト】<br>『小学ポピー 1にち1まい ひめくりドリル/こくご・さんすう3月号』

【クレイアート/粘土立体イラスト】
『小学ポピー 1にち1まい ひめくりドリル/こくご・さんすう3月号』

クレイアート × 立体イラスト × 教材デザイン × 季節ビジュアル

株式会社新学社さま発行の小学1年生向け教材『小学ポピー 1にち1まい ひめくりドリル/こくご・さんすう 3月号』の表紙・ビジュアルデザインを制作しました。ウォルナッツ・クレイワークスタジオが企画デザインから立体造形、撮影、照明、DTP制作まで一貫して担当。
“春の訪れ”をテーマに、季節の喜びと温かい生命感を描いたクレイアートビジュアルです。

〈テーマと構成〉

3月号のテーマは「春の訪れ」。両手を大きくあげて春の喜びを表現するテンテンと、その様子に合わせて地面から顔を出すもぐらさんたち。寒さの終わりと新しい季節の始まりを感じさせる、明るく前向きなワンシーンを構成しました。テンテンは樹脂粘土で制作。駆動式構造を活かして腕や手の角度を調整し、“わぁ〜春だ!”と喜ぶポーズを立体的に表現しています。もぐらたちはコミカルなフォルムでディフォルメされ、リアルな背景との対比で生き生きとした印象に。学びと季節感の両立を意識した温かみのあるシーン構成となっています。

〈造形・素材の特徴〉

地面部分はスチロールボードを積層してモデリングし、芝パウダーでコーティング。さらにディフォルメした草をレイアウトすることで、リアルな質感と“子どもの想像世界らしさ”の両立を図っています。背景のチューリップは樹脂粘土による手づくりのフェイクフラワー造形。赤・紫・ピンク・イエロー・オレンジといった色彩をバランスよく配置し、花びらを1枚ずつランダムなサイズで成形することで、有機的で自然なフォルムを再現しました。彩色にはアクリルガッシュと化粧パフを使用し、ふんわりとしたグラデーションを重ねることで、
春らしい柔らかな光のニュアンスを表現しています。もぐらさんたちは樹脂粘土で制作。リアル背景とのギャップを生かしつつ、丸みのあるデザインと表情で幼児・児童向け教材としての親しみやすさを重視した造形に仕上げています。

〈撮影・デザイン〉

撮影はストロボ照明を使用し、春の明るい日差しを思わせるやわらかな陰影で構成。背景の青空と白い雲が、ビジュアル全体に開放感をもたらしています。誌面デザインはシリーズ共通の薄黄色をベースに統一し、見た瞬間に「ひめくりドリルだ!」と感じられる世界観を維持。
テンテンとモグラたちの動きや草花のラインを生かし、立体造形の流れがそのままレイアウトリズムとなる設計にしています。

〈制作範囲〉

・キャラクターデザイン(イメージラフ・レイアウト設計)
・ビジュアルデザイン(イメージラフ・レイアウト設計)
・立体造形(キャラクター・小物)
・照明
・撮影
・DTP編集

〈制作情報〉

・クライアント:株式会社新学社
・教材名:『小学ポピー 1にち1まい ひめくりドリル/こくご・さんすう 3月号』
・登場キャラクター:テンテン、もぐらさんたち
・制作年:2020年
・使用素材:樹脂粘土、軽量粘土、スチロールボード、芝パウダー、アクリルガッシュ、化粧パフ
・撮影:スタジオ撮影(ストロボ照明)

本作は、「クレイアート × 教材ビジュアル × 春の訪れ」をテーマに、
テンテンとモグラたちが出会う“春の喜び”を描いた教育クレイアート作品です。リアルな背景造形と可愛らしいキャラクターの対比によって、子どもたちが自然と季節を感じ取れるよう設計された構成。ウォルナッツ・クレイワークスタジオの繊細な造形力と教材デザイン力が光る、春のやさしさに満ちたひめくりドリルシリーズの一枚です。

Client
株式会社新学社
Year
2020
Style
Clay Art

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