【クレイアート/粘土立体イラスト】
小学ポピー「1・2年生」2020年1月号 教材表紙デザイン制作
©︎Shingakusha Co., Ltd.
クレイアート × ミニチュアジオラマ × スケートボード × 教材表紙
小学ポピー『1・2年生』2020年1月号の表紙ビジュアルを、クレイアート(粘土立体イラスト)で制作しました。2020年の新年号として、2019年度シリーズ「2020東京オリンピックに向けて、スポーツを知ろう!」“スケートボード”をテーマに構成。ウォルナッツ・クレイワークスタジオが、企画・立体造形・照明・撮影・編集・DTPデザインまでを一貫して担当し、スピード感あふれるアクションスポーツを、手づくりのミニチュアジオラマでダイナミックに表現しています。
〈テーマと構成〉
舞台は、スケートボード専用のスケートパークを再現したミニチュアジオラマ。じゅん、あみ、テンテン、はるのすけたちが、ハーフパイプやレールを使ってトリック(技)を披露しています。会場全体を斜め構図でデザインし、スピードと高さが伝わるように立体的に構成。キャラクターたちは空中でのオーリー(ジャンプ)やグラインド(レール滑走)などの動きを表現し、誌面全体にアクションの躍動感が広がる構図となっています。
〈造形と素材表現〉
・スケートパークはスチロールパネルと樹脂粘土で制作。ランプやレール、ボックスなどのセクションをリアルに再現。
・スケートボードは樹脂粘土で一枚ずつ手作業で造形。デッキ(板)のカーブ、ウィール(タイヤ)、トラック(金属部分)まで細部を精密に再現。
・キャラクターの衣装は、スケートファッションを意識し、ヘルメットなど安全装具を粘土で成形。
・金属パーツはアクリルガッシュのシルバー塗装にニスを重ね、光沢と重量感を再現。
・アクションシーンはキャラクターをワイヤーで吊り上げて撮影し、ジャンプや回転の瞬間をリアルに切り取っています。
ウォルナッツ・クレイワークスタジオならではの“造形のリアル”と“手づくりのあたたかさ”が共存するジオラマ作品です。
〈照明と演出〉
照明は、屋外のスケートパークをイメージして白色LEDを高位置から照射。太陽光のようなハイライトを生かし、キャラクターの動きと影を強調しています。ランプ面の陰影が立体感を際立たせ、青空の下で行われる大会のような爽やかな空気感を演出しています。
〈探し絵の仕掛け〉
今月の探し絵テーマは「お正月のものを探そう!」。誌面のどこかにダルマ・鏡餅・コマが隠れています。スケートパークの中に溶け込むように配置された遊び心に満ちた構成です。お正月らしい縁起物を通して、季節感を感じながら楽しめる探し絵となっています。
〈制作範囲〉
・ビジュアルデザイン/構成設計
・スケートパークジオラマ造形
・キャラクター・スケートボード造形
・照明・撮影・編集・DTPデザイン
〈制作情報〉
・クライアント:新学社(小学ポピー)
・対象:小学1・2年生 教材表紙ビジュアル
・ジオラマセットサイズ:B5表紙サイズ(H364 × W257mm)
・制作期間:約10日
・制作年:2020年
・使用素材:樹脂粘土、スチロールボード、軽量粘土、木材、アクリルガッシュ、LED照明
本作は、「クレイアート × ミニチュアジオラマ × スケートボード × 教材表紙」をテーマに、アクションスポーツのスピード感と新年らしい明るさを融合させた教育ビジュアル作品です。ウォルナッツ・クレイワークスタジオの緻密な造形技術が、子どもたちに“挑戦する楽しさ”と“季節の喜び”を届けます。
- Client
- 株式会社新学社
- Year
- 2020
- Style
- Clay Art
