【クレイアート/粘土立体イラスト】<br>『小学ポピー 1にち1まい ひめくりドリル/こくご・さんすう12月号』

【クレイアート/粘土立体イラスト】
『小学ポピー 1にち1まい ひめくりドリル/こくご・さんすう12月号』

クレイアート × ミニチュアジオラマ × 教材デザイン × 季節ビジュアル

株式会社新学社さま発行の小学1年生向け教材『小学ポピー 1にち1まい ひめくりドリル/こくご・さんすう 12月号』の表紙ビジュアルを制作しました。ウォルナッツ・クレイワークスタジオが企画デザインから立体造形、撮影、照明、DTP制作までを一貫して担当。12月号では“雪遊び”をテーマに、テンテンが雪の丘でかまくら作りに夢中になる冬のワンシーンを描いたクレイアートビジュアルです。

〈テーマと構成〉

12月号のテーマは「雪遊び」。雪がしんしんと降り積もる丘の上で、テンテンが雪を集めてかまくらを作っているシーンをメインビジュアルに構成しました。テンテンの表情は寒さよりも楽しさにあふれ、冬の自然と遊ぶ喜びが伝わるデザインに。完成したかまくらの中には、こたつで温まる黒猫の姿もあり、寒い季節の中にも温もりを感じられる構成となっています。

〈造形・素材の特徴〉

背景の雪の丘は、スチロールボードを重ねて立体化し、表面を石膏粘土でコーティング。その上から重曹を振りかけることで、ランダムな雪面のきらめきを再現しました。丘の上に立つ木々は、軽量粘土と爪楊枝で造形。子どもがイメージする“おもちゃのような雪の木”をコンセプトに、ディフォルメされた柔らかなフォルムで仕上げています。
かまくらは軽量粘土で制作し、同じく重曹でコーティングして雪の粒立ちを表現。内部には樹脂粘土で制作したこたつを設置し、上には黒猫がちょこんと座る愛らしいシーンを構成しました。テンテンは駆動式のボディで雪を集めるポーズをとり、首元には樹脂粘土で作ったマフラーを装着。左手には爪楊枝と樹脂粘土を組み合わせたスコップを持たせ、冬のアクティブな動きを感じさせるデザインとなっています。背景の夜空に舞う雪は軽量粘土で造形し、浮遊感を出すために吊り撮影で配置。立体的な雪の粒が奥行きを生み、幻想的で透明感のある冬の空気を演出しています。

〈撮影・デザイン〉

撮影は、ストロボ照明を柔らかく拡散させ、雪の反射光と陰影を繊細にコントロール。白を基調としたセットに淡いブルーのグラデーションを重ね、冷たい空気の中にも温かみを感じるトーンに仕上げました。誌面デザインはシリーズ共通の薄黄色をベースに、冬の透明感を活かす淡色レイアウト。テンテンの動きと雪の軌道が誌面全体を巡るような構図で、子どもたちの視線を自然に誘導するデザインとなっています。

〈制作範囲〉

・キャラクターデザイン(イメージラフ・レイアウト設計)
・ビジュアルデザイン(イメージラフ・レイアウト設計)
・立体造形(キャラクター・小物)
・照明
・撮影
・DTP編集

〈制作情報〉

・クライアント:株式会社新学社

・教材名:『小学ポピー 1にち1まい ひめくりドリル/こくご・さんすう 12月号』
・
登場キャラクター:テンテン、黒猫

・制作年:2020年
使用素材:スチロールボード、石膏粘土、樹脂粘土、軽量粘土、爪楊枝、重曹、アクリルガッシュ

・撮影:スタジオ撮影(ストロボ照明・吊り演出)

本作は、「クレイアート × 雪遊び × 教材ビジュアル」をテーマに、
テンテンが冬の丘でかまくらを作る楽しさを描いたクレイアート作品です。重曹や粘土素材を組み合わせた雪の質感表現、かまくらの内部の温かい演出、そして駆動式キャラクターによる自然な動きの造形が融合し、“冬の学びと遊びのぬくもり”を伝える立体イラストとして仕上げました。

Client
株式会社新学社
Year
2020
Style
Clay Art

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