【ジオラマ制作/クレイアート】<br>テラウォーズ 火山地帯ジオラマ|ゲーム空間美術

【ジオラマ制作/クレイアート】
テラウォーズ 火山地帯ジオラマ|ゲーム空間美術

©︎MISTWALKER / ©︎Arzest

クレイアート × ミニチュアジオラマ × ゲーム美術 × 世界観構築

スマートフォン向けリアルタイムストラテジーゲーム『TERRAWARS(テラウォーズ)』(©︎MISTWALKER / ©︎Arzest)に登場するステージ“火山地帯”のミニチュアジオラマを制作しました。全ステージのジオラマセットをすべて手作業で造形。温かみのあるクレイアートとミニチュアジオラマの造形技術を融合させ、映像的世界観と立体造形のリアリティを兼ね備えた、他に類を見ない没入感を生み出しています。

〈コンセプトと造形演出〉

赤く脈打つ溶岩流と、その過酷な環境で暮らす人々の営みをテーマに、ファンタジーとリアリズムを融合した空間演出を構築。溶岩の表現にはジェルメディウムとアクリルガッシュを用い、粘性・光沢・発光感を緻密に再現しました。軽量粘土とスチロールで造形した地形には、火山の隆起や浸食を思わせる凹凸を手彫りで再現。建造物には窓から灯が漏れる演出を加え、火山地帯での生活の息吹を感じさせます。また、火山熱をエネルギー源とするSF的タンクや溶岩ケーブルもすべて手作業で造形。樹脂粘土を用いて金属質の質感を演出し、構造物としての存在感を際立たせました。

〈美術・塗装と照明設計〉

通路には火成岩を模したレンガを一枚ずつ成形して貼り込み、空間全体にリアルな質感と緊張感を付与。塗装には粘土に直接色を練り込む「練り込み彩色」と、アクリルガッシュによる筆塗りを併用し、質感のコントラストを創出。仕上げとして赤系の「汚し」「風化」処理を施し、ストロボ照明による撮影と光演出によって、火山特有の熱気・発光感・空気の揺らぎまでを再現、実際の光と陰影によるアナログ撮影美を追求したシリーズです。

〈制作範囲〉

・造形用ビジュアルデザイン
・設計デザイン
・立体造形
・照明設計
・撮影

〈制作情報〉

・ジオラマ名:火山地帯(『TERRAWARS』より)
・ 制作年:2019年
・セットサイズ:H250 × W600 × D450mm
・ 制作期間:約15日間
・使用素材:樹脂粘土、軽量粘土、スチロール、木材、ジェルメディウム、アクリルガッシュ ほか

『TERRAWARS 火山地帯』は、デジタルゲームのステージをクレイアートとミニチュアジオラマによって再構築した美術造形作品です。
赤く脈打つ溶岩の光や、火山地帯に生きる人々の営みを手作業で描き出し、ストロボ照明撮影によって実際の光と陰影による立体的な世界観を創出しました。粘土造形による温もりと、照明演出による迫力を両立させた本作は、デジタル空間に“人の手による生命感”を吹き込む試みでもあります。こうしたアナログ造形と照明美術の融合力は、周年展示・ブランドミュージアム・企業イベント・展示会ブース・百貨店ポップアップなどの空間デザインや美術造形制作にも活かされています。ウォルナッツ・クレイワークスタジオでは、企画設計から美術造形・セット制作・照明演出までを一貫して行い、ブランドや作品の物語を、観る人の心に残る“立体的なビジュアル体験”として形にします。

Client
MISTWALKER, Arzest
Year
2019
Style
Diorama

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