【クレイアート/粘土立体イラスト】<br>小学ポピー「1・2年生」2018年2月号 教材表紙デザイン制作

【クレイアート/粘土立体イラスト】
小学ポピー「1・2年生」2018年2月号 教材表紙デザイン制作

©︎Shingakusha Co., Ltd.

クレイアート × 教材表紙 × 間違い探し × 冬のあそび × ミニチュアジオラマ

小学ポピー『1・2年生』2018年2月号の表紙ビジュアルを、クレイアート(粘土立体イラスト)で制作しました。テーマは「スキーとスノーボードを楽しむ冬の間違い探し」。じゅん・あみ・テンテン・はるのすけたちが雪山で遊ぶ様子をモチーフに、左右2面に広がる“間違い探し”として構成された立体イラストです。ウォルナッツ・クレイワークスタジオが、ビジュアルデザイン/立体造形/照明・撮影/編集までを一貫して担当。冬の情景と遊び心を融合させた、教材表紙用のクレイアート作品です。

〈テーマと構成〉

2月号は、雪山を舞台にした“間違い探し”の表紙デザインです。スキーの板が一本だけ定規になっていたり、山小屋の横にある木がえんぴつに変わっていたり、雪の結晶が“はなまるマーク”の形になっていたりと、遊び心あふれる間違いが散りばめられています。間違いの対象は、学校で使う文房具や日常アイテムとなっており、「学び」と「遊び」を同時に体験できる教材表紙として構成されています。また、左右で同じ構成を2回制作する必要があったため、通常の倍の制作労力を要しましたが、その分完成した誌面は“発見の楽しさ”に満ちたユニークな作品となりました。

〈造形・演出のこだわり〉

雪の質感は、スチロールベースに重曹をふりかけて雪化粧を施し、立体的な雪山を表現。テンテンが作る雪だるまは石膏粘土で造形し、手ざわりのリアルさを追求。雪山で遊ぶ動物たちは樹脂粘土で制作し、柔らかい造形と細部の彩色で親しみやすいキャラクターに仕上げました。雪の結晶は、白のアクリルガッシュにモデリングペーストを混ぜた独自の絵具でグラデーションをつけ、透明プラスチック板に直接描き込むことで、透け感と立体感を両立。粘土・塗料・素材を自在に組み合わせた“手づくりの冬景色”です。

〈撮影環境と演出〉

照明は雪の透明感と寒色の光を生かすために、クールホワイトのライトを使用。雪面の反射を柔らかく拡散させ、キャラクターと間違い部分がはっきりと見えるよう光をコントロールしました。背景は淡い水色と白のグラデーションで、冬らしい清潔感と爽快さを表現しています。

〈制作範囲〉

・企画構成・ビジュアルデザイン
・粘土による立体造形(キャラクター・背景ジオラマ)
・照明・撮影・画像編集
・DTPデザインまで一貫制作

〈制作情報〉

・クライアント:新学社(小学ポピー)
・対象:小学1・2年生 教材表紙ビジュアル
・ジオラマセットサイズ:B5表紙サイズ(H364 × W257mm)
・制作期間:約6日
・制作年:2018年
・使用素材:樹脂粘土、石膏粘土、スチロール、重曹、モデリングペースト、アクリルガッシュ、プラスチック板

本作は、「クレイアート × 教材表紙 × 間違い探し × 冬のあそび」をテーマに、“見て楽しい・探して学べる”ビジュアルとして制作された立体イラストです。左右で同一構成を2セット制作するという高い精度が求められる制作工程を経て、ウォルナッツ・クレイワークスタジオならではの精密な粘土造形と遊び心のあるデザインで、冬の学習時間を楽しく彩るクレイアート作品となりました。

Client
株式会社新学社
Year
2018
Style
Clay Art

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